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本帖最后由 濑田水一 于 2010-4-11 17:00 编辑
又是曾经口水歌(?)。。。
发音烂,咬舌头,念得太急。
伴奏不记得从哪里来的了,最后那里有一点点断了,不知道为毛。听消音效果这么好就知道不是我消的……
5 sing: http://fc.5 sing.com/2071793.html
04.Baroque
「彼女こそ……私のエリスなのだろうか……」
主よ、私は人間(ひと)を殺めました。
私は、この手で大切な女性を殺めました。
思えば私は、幼い時分より酷く臆病な性格でした。
他人というものが、私には 何だかとても恐ろしく 思えたのです。
私が認識している世界と、他人が認識している世界。
私が感じている感覚と、他人が感じている感覚。
『違う』ということは、私にとって 耐え難い恐怖でした。
それがいづれ 『拒絶』に繋がるということを、無意識の内に知っていたからです。
楽しそうな会話の輪にさえ、加わることは 恐ろしく思えました。
私には判らなかったのです、他人に 合わせる 為の笑い方が。
いっそ空気になれたら 素敵なのにと、いつも口を閉ざしていました。
そんな私に 初めて声を掛けてくれたのが、彼女だったのです。
美しい少女(ひと)でした、優しい少女(ひと)でした。
月のように柔らかな微笑みが、印象的な少女でした。
最初こそ途惑いはしましたが、私はすぐに 彼女が 好きになりました。
私は彼女との 長い交わりの中から、多くを学びました。
『違う』ということは『個性』であり、『他人』という 存在を『認める』ということ。
大切なのは 『同一であること』ではなく、お互いを『理解し合うこと』なのだと。
しかし、ある一点において、私と彼女は『違い過ぎて』いたのです。
狂おしい愛欲の焔が、身を灼く 苦しみを知りました。
もう自分では どうする事も出来ない程、私は『彼女を愛してしまっていた』のです。
私は勇気を振り絞り、想いの全てを告白しました。
しかし、私の想いは 彼女に『拒絶』されてしましました。
その時の彼女の言葉は、とても 哀しいものでした。
その決定的な『違い』は、到底 『解り合えない』 と知りました。
そこから先の記憶は、不思議と客観的なものでした。
泣きながら逃げてゆく彼女を、私が 追い駆けていました。
縺れ合うように 石畳ishidatamiを転がる、《性的倒錯性歪曲》(Baroque)の乙女達。
愛を呪いながら、石段を 転がり落ちてゆきました……
この歪な心は、この歪な貝殻は、
私の紅い真珠は 歪んでいるのでしょうか?
誰も赦しが 欲しくて 告白している 訳ではないのです。
この罪こそが、私と彼女を 繋ぐ絆なのですから。
この罪だけは、神にさえも 赦させはしない……
「ならば私が赦そう…」
歪んだ真珠の乙女、歪なる日に死す……(Baroque Vierge, Baroque zi le fine……)
——激しい雷鳴 浮かび 上がる人影
いつの間にか 祭壇の奥には 『仮面の男』が立っていた——
歪んだ真珠の乙女、歪なる日に死す……(Baroque Vierge, Baroque zi le fine……) |
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